~射出成形プラスチック金型における心得~ #22.CAE流動解析を効果的に有効に利用しよう
2024年11月11日
◎CAE流動解析を効果的に有効に利用しよう
CAE流動解析の計算精度も一昔前からしたら雲泥の差。
自分が社会人になって設計で使用していた30年程前と比べると全く計算精度が違う。
だからこそ、現在の設計開発では、「経験値やノウハウとCAE流動解析等シミュレーション等の計算値」を上手く融合させて進めるのが最適。
初期の段階で、「経験値やノウハウとCAE流動解析等シミュレーション等の計算値」を上手く融合させて、不具合の要因となる懸念事項を極力払拭させて、製品開発&金型開発を行えば、
型設計スタートしてからの製品形状の変更や型設計等の出戻りを軽減、回避出来る。
またそのままの製品形状にて型製作し、型完成後の成形TRYにて懸念事項が発生した場合を想定すると、その後の型改造&型修正対応を事前に回避させる事も出来る。
結果、追加費用削減、懸念されるトラブル回避の効果が期待出来る。
従って、型設計・製作・組立調整性、成形性、トラブル回避、製品品質、・・・等において、
スムーズな良い効果をもたらす事にも繋がり、結果的に開発期間短縮、コスト低減化、高精度、高効率、高品質、・・・・な製品開発&金型開発となる。
近年、型設計製作前に事前に、CAE流動解析を実施する部門や会社が増えつつある。
これら部門や会社の金型は、出来栄えや成形性、品質(金型&製品)等がやはり他よりも優れている。
CAE流動解析を効果的に有効に利用しよう
「経験値やノウハウとCAE流動解析等シミュレーション等の計算値」を上手く融合させて設計開発を!