成形生産方式の種類
プラスチックを成形生産する場合、製品・部品の形状仕様&素材等により、成形生産方式の種類が様々あります。
主要な成形生産方式としては、以下の種類があります。
1.射出成形
2.真空成形
3.ブロー成形
4.圧縮成形
5.押出成形
6.発砲成形 等
尚、プラスチック金型は、各々成形生産方式に合わせた構造仕様の金型となります。
射出成形とは
射出成形とは、プラスチックペレットを加熱溶融し、射出成形機のスクリュー回転移動にて、溶融樹脂を射出圧力/速度制御を持って、金型内に注入し、製品・部品を成形する生産方式です。
高温の溶融樹脂が、金型内で冷却・固化され、製品・部品が金型から取り出されます。
射出成形工程は、以下のようなサイクルになります。
①溶融樹脂の金型内への充填工程(1次圧力/速度)
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②2次圧力 保持工程
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③金型&製品部の冷却工程、次成形SHOTの為の樹脂計量工程
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④金型開き工程
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⑤製品突出し工程
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⑥製品取り出し工程
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⑦製品突出し機構戻り工程
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⑧金型締まり工程
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①溶融樹脂の金型内への充填工程(1次圧力/速度)
同サイクルの繰り返し